【イベントレポート】神戸「ナチュラルワインと料理 土と木」有藤シェフと秋の夜長

10/9(水)から2日間、清喜にて開催された「有藤シェフと秋の夜長」のイベントレポートをお送りします。



有籐さんは神戸の人気店「ナチュラルワインと料理 土と木」のシェフです。2021年6月に同店をオープンする前には「小料理とステーキ 清喜」にて腕を振るっていた縁があり、今回のイベントが実現しました。

イベントは10名限定の1部制。お客様にはゆったりとお食事を楽しみながら、有籐シェフと奥様とのお話しに興じていただきました。



お料理は作り手の人柄を写したように、穏やかで素朴ながらも優しく力強い「いのちの力」を感じる味わいです。

*間引き大根のスープ

塩とオリーブオイルのみで味付けした大根のスープ。滋味深く、五臓六腑に染みるような味わい。

*鰆の燻製

旬の鰆に薫香をまとわせた一皿。ピュレと青い野菜が土を感じさせます。

*木下牛タルタル

清喜定番の一品を、ハード系のパンと共に。木下牛の力強い旨みをダイレクトに味わえます。

*ハモのフリット

サクッとした小気味良い食感と、ふんわりとした身が絶品。

*さわもだけのスープ ニラオイル

ショクショクとした歯応えの木の子にやさしいお出汁。ニラのハーバルな香りが食欲を刺激します。

*人参のお皿

2時間かけてローストした人参。ぎゅっと旨みを凝縮しており、ステーキのような満足感を得られます。

*リゾット

リゾットも主役はお野菜。ナチュラル系のワインがとてもよく合います。

*きのこのパスタ

きのこの旨みで食べるあっさり系のパスタ。自家製の平打ち麺が軽やかで、するりと胃に収まります。

*プリン

しっかりとした食感のクラシックなプリン。甘さ控えめで大人の味わい。

どのお皿にも共通して言えるのは「素材の力を活かした、やさしい味わい」であること。野菜それぞれの食感や旨みが心地よく感じられました。


滋味深い味わいの数々には、自然とナチュラル系のワインがすすみます。



お越しくださったお客様をはじめ、腕を振るってくださった有籐シェフに感謝!おかげさまで大好評のうちにイベントは幕を下ろしました。次回も乞うご期待です。

それではまた、おいしい現場でお会いしましょう!