藤本健志朗(小料理とステーキ 清喜)
すらりとした立ちすがた。
ホールを見渡すその眼差しは、
森と共に活きる
理知的な鹿を思わせます。
その日その日で
お客様もお料理も変わる
ーーそれが清喜だから。
流れに逆らわず、
空間の調和を一番に考えて
お店に立っている。
そのように語ってくれました。
静かな仕草の奥に
熱い志を宿した料理人。
彼の名は藤本健志朗。
一歩、また一歩。
腕に磨きをかける彼のすがたに
鼓舞されるスタッフは
少なくありません。
好きなお弁当のおかずは
甘めの「卵焼き」と、
隠し味にコーラを使った
「手羽元の煮込み」。
心根の優しさを感じます。