吉元 友哉(Mon an Marunouchi)



「そうだ、ビリヤニを作ろう」

彼にとって南インド料理との出会いは
料理の道へと足を深く踏み込む
きっかけになりました。

本場インドのレストランには
専属のシェフが存在するほど
難しい料理とされるビリヤニ。

彼はその調理法を独学で、
試行錯誤の末に身につけたうえ、
間借り営業の「ビリヤニ専門店」を
立ち上げるに至ります。

ひとつの道を納得のいくまで。
そんな「一本気」な心を持った
料理人が吉元友哉です。

そんな彼のおすすめメニューは
「和牛のフォー」。

鶏ガラを使って丁寧に出汁をとったスープに
和牛の旨みが溶け出していく。

「幸せな気持ちになれる味わいです」
と、誇らしげに話してくれました。

彼が運送会社の事務員を辞して
料理人を志した理由

「おいしい料理で人が喜ぶ姿を見たい」

その思いを一途に胸に、
今日もMon an Marunouchiの厨房で
包丁を握っています。